2012年7月21日土曜日
倶楽部 我山の場合=「低い知名度」「平日1万円超えるプレー代」「山荘風のクラブハウス」・・・。全てに異彩放つ“逆張り”ゴルフ場
(「我山」の文字がゆれるピンフラッグ)
(ゴルフ場入り口では大きな石がお出迎え)
(朝、次々にクルマが到着。森の中に小ぶりなクラブハウスが現れる)
(駐車場も広く、スペースにゆとりがあった)
(オーナーが建築家に出した要望は「山荘のようなクラブハウス」。全部で3棟からなる)
(キャディさんなど男女スタッフさんが勢ぞろい)
(正面が受付。ケヤキを活用したインテリアが多い)
(ロッカールームなどは別棟に)
(コンパクトなプロショップ。ソフトドリンク(ペットボトル)は150円と安い)
直前まで「倶楽部 我山」という名前を知らなかった。「ゴルフ」とか「カントリー」という文字が入っていないのも、ゴルフ場としては珍しい。聞け ば、親会社は大手家電量販店の「ビックカメラ」。「我山」というのはオーナーが「自分の山(ゴルフ場)に来たような感じでくつろぎ、ゴルフを楽しめる場所 にしたい」との思いを込めて命名したのだという。初めてのゲストでも同じようにくつろげるのだろうか。
「ウチはあまり宣伝していませんから」――。当日の朝、受付の女性スタッフさんは、そう言って微笑んだ。名前を知らなかったのも不思議ではないというのだ。
開場は1999年(平成11年)11月。今年で13年目。しかし、正確にいうとちょっと違う。
当時の名前は「富岡野上カントリークラブ」(群馬県富岡市野上)。レストランなし、昼食持参、風呂なしシャワーのみという地味なパブリックコースだった。
それを2005年(平成17年)にビックカメラが買収。コースを大幅に改良し、本格的なクラブハウスを建設。「法人会員制」の高級接待ゴルフ場に大転換させたのだ。
「現在の法人会員は約300社。その多くが東京と埼玉の企業。地元群馬の法人会員は経営者、お医者さんなどごく一部です」と男性スタッフさん。「正直、群馬県内の一般ゴルファーにはほとんど目を向けていませんでした」。
「法人会員制」のゴルフ場として再スタートを切ったこともあり、経営方針は周辺ゴルフ場とはかなり異なる。「意図的に他と逆の道を歩む」ことで差別化を図り、存在感を高めようという“逆張り”作戦。
それを象徴するのが「クラブハウス」「入場組数とスタート間隔」「プレースタイル」「ホスピタリティ」「プレー料金」の5点だ。
まず「クラブハウス」。外観は一風変わった山荘で、名前は「ケヤキハウス」。中に入った途端、ロビーに立つ太いケヤキの木にビックリさせられる。
「フロント」「ロッカー・浴室・プロショップ」「レストラン」などが別棟に配置され、それぞれを木製の渡り廊下とブリッジで結んでいる。
周囲には豊かな樹木。大自然の中で、都会の喧騒がスーと体の中から消えていく。建物や通路には木材がふんだんに使われ、上質で心安らぐ空気が流れる。コンクリート造りの豪華クラブハウスとは対極の世界だ。
(ロッカーの扉には大きな鏡。スリッパも立て掛けてあった)
(ロッカールーム入り口にも簡単な手洗い場。珍しい)
(洗面所には歯ブラシも常備。タオルが丁寧に畳んであった)
(「森の中の露天風呂」のような雰囲気。大きな岩からはお湯が流れ出ていた)
高級感あるロッカー、岩風呂、景観が素晴らしいレストラン、ウッディなテラス――。
洗面所のタオルの置き方一つを取ってみても、接待ゴルフ場としてのコンセプトが貫かれていることが分かる。
(ドライビングレンジ。右側からは谷が食い込む。ボールは30球300円)
(広いアプローチ練習場。寸暇を惜しんで練習した)
(ドライビングレンジ近くのバンカー練習場。これは小さかった)
(パター練習場。ピーク時はさすがに混んでいた)
クラブハウス周りの練習場も充実していた。アプローチ練習場はスターティングテラスのすぐ近く。ドライビングレンジも250ヤード以上ある。
2番目の逆張りが「入場組数とスタート間隔」だ。このゴルフ場はハイシーズンの土日祝日でも35組程度。最大でも40組までしか入れない。
他のゴルフ場は集客に必死。少しでも多くの客を入れようと、1日50組(18ホール)を押し込むところもある。そうしたゴルフ場ではプレーの進行が遅れ、ハーフラウンドを回るのに3時間近く掛かる場合さえある。
逆に入場組数を制限することで「プレーヤーの皆様はイライラすることなく、ゆったりとプレーできます」と余裕をアピールする。「キャンセル待ちをお願いすることも少なくありません」と受付の女性スタッフさん。
「スタート間隔」は10分ごと。他のゴルフ場は通常、7分間隔でプレーする。これだと難しいショートホールなどで渋滞が発生するが、10分間隔ならそんな心配はまずない。後ろの組もすぐには来ない。
ちょうど開催中だった「The Open Championship」(全英オープン)がやはり10分間隔だったことを思い出す。
3番目の「プレースタイル」は、全ての組が「キャディ付」(乗用カート利用)。セルフプレーは一切ない。
ホームページ(HP)でも「全組キャディ付」を大きくPR。こうしたスタイルを採用しているのは、「群馬県内ではここだけ」だそうだ。
法人会員は接待ゴルフの頻度が高い。当然、スタッフの数を揃え、接客教育にも力を入れる。
クラブハウスに到着して最初に驚いたのが出迎えスタッフさんの多さだった。何と玄関に6~7人の男女が並ぶ。
受付の女性スタッフさんも丁寧な言葉遣い、的確な対応。「今日は東京から同伴者さんのクルマに同乗して来ましたが、帰りが別々なので夕方、最寄り駅までクラブバスを出してもらえますか」と面倒なお願いした。
「承知しました。高崎駅までお送りいたします。プレー終了後に出発時間をお申し付け下さい」。タクシー利用を想定していただけに、思わず「助かります」と頬が緩んだ。
プロショップやレストランなどの女性スタッフさんも皆、笑顔で親切。「これなら(接待で)お客さんを連れてきても安心」と思わせるに十分な接客ぶりである。
ホスピタリティを重視するゴルフ場は多いが、ここでの対応は一頭地抜けている。
5つ目が「プレー料金」。時季によって細かく変動するが、ビジターが4バッグでプレーした場合、ハイシーズンの平日は13,000円、休日が19,000円。OFFシーズンの平日が10,000円、休日が15,000円。
このほか、「四季の会」(年度友の会)会員割引料金や、平日特定日の「ビジター様ご昼食デー」などもあり、日頃、首都圏のゴルフ場でプレーすることの多い身にはリーズナブルな価格水準のように思われる。
しかし、ある男性スタッフさんによると「この周辺でOFFシーズンの平日に1万円以上するゴルフ場なんてあり得ない」という。
調べてみると、夏冬のOFFシーズン(平日)には昼食付で6,000円台のゴルフ場が珍しくない。高くても7,000円台。探せば昼食付で5,000円を切るような激安プランも見つけられる。
「地方には春秋のハイシーズンでも1万円以下でプレーできるゴルフ場がある。平日料金は休日料金の半分近くが当たり前」(同伴者さん)という感覚だ。
そんな値引き競争の渦中にあるゴルフ場で、「平日1万円」は確かに突出した高さなのだ。
「入場組数は少ない。サービスの質維持のために人件費等のコストは削りにくい。プレー代は高めだが極端に高くもできない。利益が出にくい構造ですね」と、つい真面目に聞いてしまった。
「(来場者の少ない)平日の入場者数を増やし、平準化するしかないんです」と別の男性スタッフさん。
そのために「法人会員以外の一般ゲストを受け入れるなど、蛇口を少しずつ緩めています」という。
今回は地元の常連さんたちと一緒にプレーしたが、今では「平日、休日にかかわらず、(メンバーさんの同伴や紹介なしで)ゲストだけでもプレーが可能」だそうだ。
確認のため後日、電話してみると「初回だけ代表者の方に会社名をお伺いしますが、それでダメということはありません。最近は会社のコンペにも良くご利用いただいています。幹事さんなら一度、視察プレーはいかがですか」と驚くほど積極的だった。
今回訪れたのは7月中旬の休日。「法人会員制のクラブ」と聞き中高年男性をイメージしていたが、実際には若い男女の姿が目立った。地元ゴルファーも多そうだ。平日を中心に門戸は確実に広がっている。
肝心のコースはどうだろう。以前の「富岡野上カントリークラブ」時代を知る男性スタッフさんは「改造時に高低差を減らし、フェアウエーも5~10ヤード広くしたので、プレーしやすいと思いますよ」と話す。
総距離はバックティから6,510ヤード、レギュラーティから6,031ヤード、レディースティで5,012ヤードと長くはない。
コースレートは「計測していません」とキャディマスター室の男性スタッフさん。
「どのくらいですか」と重ねて聞くと、個人的な見解と断りつつ「バックティで70前後、レギュラーティからで68程度でしょう」との返事だった。
「距離は短いですが、その分グリーンが難しく出来ているので、簡単過ぎるということはありません」というのが数字の根拠。
確かに大きなワングリーンなので、ボールの乗った場所次第ではかなり長いファーストパットを強いられる。
段差や細かいマウンドを持ったグリーンも多く、ピン位置によっては短いパットでも気が抜けない。
この日のグリーンの速さは8.5フィート。「特に速いわけではないですね」と言うと、「本来は9.0~10.0フィートなのですが、10フィートだと速過ぎて嫌だとおっしゃる方が多く、調整しました」。
(INコースの10番からスタート。緊張の一瞬)
(「前方特設ティ」は少なく、目立たなかった)
(ヤーデージ表示には自然木を利用)
(バンカーは要所にしっかり造られていた=11番)
(しっかりした建物があれば雷でも安心だ=12番)
(各ホールの表示板は木製で、周囲の景観に溶け込んでいた)
(石が景観上のアクセントになっている。「この辺は掘ると、こんな石がいっぱい出てくる」そうだ)
(左右OBの15番。失敗を恐れずに打つ)
(14番と15番の間の池は、等間隔に並んだ植木が印象的)
(グリーンは見た目以上に難しかった=15番)
(ティインググラウンド脇で見つけた朝顔の花。側にはユリの花も綺麗に咲いていた)
(カート道路にホール番号が記載されていた)
スタートはINコース10番ホールから。各ホールの様子は楽天の「ゴルフ場フォトギャラリー」やHPにある「コースガイド」の写真とレイアウト図を見ていただきたいが、比較的平坦で、レイアウトも総じて素直だ。
午前中に回ったINの方がよりフラットで、林間コースに近いイメージ。OUTは緩やかなアップダウンがあり、丘陵コースの趣。
(OUTコース1番ホール。中央のバンカーを避けて打ちたかったが・・・)
(グリーン近くのフェアウエーは、かなりうねっていた)
(中にはアゴの高いバンカーもある)
(夏場に扇風機は欠かせない)
(2番ホールも池が美しい。遠くの美しい山並みが見えないのが惜しい)
(ティインググラウンドはゆったり配置されていた)
(樹木の種類は多かった)
(高台の8番ホールからは1番ホールなどが良く見えた)
(距離の短い8番ショートホール。キャディさんは正確にピンまでの距離をアドバイス)
条件的には単調になりがちな丘陵/林間コースだが、そうした中で景観的にも戦略的にも強い刺激を受けたのが9番と18番の2つだった。
共にIN、OUTの最後を飾るホール。正面にクラブハウスを望みつつ第2打が池越えとなるミドルホールである。
(18番ホール。左サイドに池。その奥にグリーン。景観は美しいが、難易度は高い)
(池の右サイドに半浮島型のグリーン)
(18番は2段グリーンで、距離感の精度が問われる)
(9番ホールのグリーン。近くまで池が迫る)
(9番グリーンから眺めた18番グリーン)
池は9番がフェアウエーの右サイド、18番では左サイドに登場する。9番は普通の池越えだが、18番はグリーンが半分以上“浮島”型に突き出ているため、視覚的プレッシャーがより強い。
しかも、傾斜のきつい2段グリーン。上手くパーオンしても3パットのリスクが残る。勝敗が混沌としたままこの18番を迎えたら思わぬドラマが展開されること間違いない。
OUTコースとINコースでもう一つずつ個性的なホールを挙げるとすれば、OUTの4番ホールとINの14番ホールだ。
(4番ホールは岩山の上にティインググラウンドがあった)
(岩山の上は驚くほど平坦。気持ちよくティショットが打てた)
(4番ホールからINコース方面を振り返る。山の中腹に造成したコースだと分かる)
OUTの4番ミドルホールは、ティインググラウンドが何と岩山の上にある。足元が滑らないように気をつけながら登る。上からは遠くのコースが見渡せ、景観的にも気分がいい。
実は下にも別のティインググラウンドがあり、登らなくても打てるが、ここは絶対、上から打った方が面白い。
(右にケヤキの大木。左にバンカーが並ぶ)
14番ミドルホールはレイアウトが印象的。フェアウエー右サイドに巨大なケヤキ。ティショットをフェアウエーセンターから右側に打つと、第2打でこの木が邪魔になる。
(ポット風に造られたバンカー)
(フェアウエーのサイドには大小のマウンドが並ぶ)
嫌がって左サイドを狙うと、小さな円形のバンカーが3つ。ポットバンカーほど深くはないのだが、やはり入れたくない。グリーン周辺にはコブのようなマウンド。最後に砲台グリーンが待つ。
飛距離より正確性が求められるという意味では、このコースを象徴するホールの一つと言っていいかもしれない。
今回は天候に恵まれなかった。前日の雨は上がったものの雲が低く立ち込め、遠景が楽しめない。
パンフレットには「赤城山・榛名山・妙義山の上毛三山の美しい眺望が楽しめます」とあり、HPの写真では2番、5番、7番、9番、14番、16番、17番、18番でそれらの山々を眺めることが出来るので、そちらで観賞してほしい。
(ボールの行方を最後まで見届けるキャディさん)
(キャディさんは最後まで良く走っていた)
(「足元を狙って下さ~い」とキャディさん)
恵まれたのはキャディさんだった。「今春、キャディになったばかり」だそうだが、キャディとしての基本動作はしっかり習得し、ホスピタリティも極めて高かった。
ピンまでの残り距離やグリーン上のアドバイス正確、ボールの行方は最後まで見届け、安全・進行管理にも常に注意を払う。目土袋を持って走り回り、クラブの受け渡しの際の言葉遣いも丁寧で気持ちがいい。
ミスショットしても笑顔で「大丈夫ですよ、頑張りましょう」と励まされ、何度も元気を貰った。
「ハウスキャディは約10人。他はパートやアルバイトさんですが、専属に近い形なので力量に差はありません」とキャディマスター室近くにいた男性スタッフさん。
我々の組だけが「キャディさんに恵まれた」わけではなさそうだ。
この他、実際にラウンドしてみて分かったことを簡潔に3点、付け加えておきたい。
1つはフェアウエーの「フワフワ感」だ。触ってみると多くが腰の強い高麗芝。
常連の同伴者さんは「買収後の造成時に良質の土を厚く盛り、芝がしっかり根付いているから良い状態が保てる」と指摘する。
(売店は無人。ちょっと意外だった=15番)
2つ目はコース内売店が無人だったこと。内部は自販機が並ぶ。「接待コース」「高いホスピタリティ」というコンセプトとは明らかに矛盾する。なぜだろう。
避雷小屋や独立したトイレも少ない。「雷が近づいたらキャディがきちんと対応するので大丈夫」と同伴者さんは気にする様子を見せなかったが・・・。
3つ目がティインググラウンド。各ホールに3~4つあり、それぞれが独立する形で設けられていて、間隔も広い。
クラブハウス内には「バックティからのプレーを希望される場合は、キャディマスター室にお申し出下さい」という趣旨の張り紙があったが、キャディさんは「誰でもOKですよ」とおおらかだった。
地元の同伴者さんが「倶楽部 我山が群馬県で1番」と評価するのが、食事の美味しさだった。
ランチメニューはHPに写真付きで詳しく掲載されているので、それを参照して頂きたいが、選べるメニューは18種類。
(お薦めの「上州大和豚のロースカツ」定食)
最も値段の高いのが「うな重」と「ひつまぶし」で3,200円。看板の「我山御膳」は2,400円。安いメニューは「ビーフカレー」「冷麺セット」などで1,300円。自慢の「上州大和豚ロースカツ」定食は1,600円だった。ビール(生中)は630円。
「確かに美味」(東京から来た同伴者さん)だが、値段も立派。価格には接待コースの余韻が残る。
もっとも、食事を安く簡単に済ませたいという人用には800円の「ミックスピザ」や「きつねうどん」等もあり、選択肢は残されている。
(ロッカールームとレストランを結ぶブリッジ)
(テーブルは窓に面して1列に配置。池に囲まれた美しい18番ホールなどが眺められる)
(レストランの外にはテラス。好天なら外でランチを楽しみたい)
レストランの内装は綺麗。席数は少ないが、この日も「30組ちょっと」(女性スタッフさん)しか来場していなかったので窮屈感はなく、ゆっくり寛いで時間を過ごすことができた。
食事が終わると、頼まなくても日本茶が出てくる。持って来た女性スタッフさんは、さらに1枚紙を差し出した。
アンケート用紙で「サービス向上のためにスタッフの対応などを尋ねている」そうだ。高い評価を記入した。
館内は「喫煙席」と「禁煙席」が分離。各テーブルには小さな「帽子掛け」が着いている。朝食は800円から1,000円で4種類。接待ゴルフ場らしく酒類やパーティメニュー、デザート類も充実している。
「アクセス」はどうだろうか? 群馬県の南部に位置し、周辺は“ゴルフ場銀座”。クルマでの来場者が圧倒的に多い。
HPには「上信越自動車道下仁田ICより約6分、富岡ICより約13分」と記載されている。最寄のICは下仁田だが、東京から行く場合は手前の富岡ICで降り、一般道を走るケースが多いはずだ。
そのルートで東京からの所要時間は2時間ちょっと。群馬県内のゴルフ場の中では比較的便利な立地である。
電車利用は「上信電鉄・上州富岡駅をご利用下さい」とHPにある。東京から高崎駅まで新幹線で約1時間。運賃は自由席利用で総額4,290円。
そこから上信電鉄に乗り換えて上州富岡駅まで37分(770円)。さらにタクシーで15分という行程。乗り換えはいかにもうっとうしい。
「何とかなりませんか」と男性スタッフさんに尋ねると、「東京方面から来られるなら、JR高崎駅でも本庄早稲田駅でもお迎えに行きますよ」という嬉しい返事。
「どちらからでも40分あまり。本庄早稲田駅からは高速道路を使うので朝、渋滞の心配があります。高崎駅の方が新幹線の本数も多いですし、確実ですね」。これなら電車での移動も検討していい。
最後に不満を一つ。プレー後、入浴する際に利用した脱衣場。狭くて2組(8人)が集中すると、スペース確保がやっとの状態になる。
窓が小さく、開放感もないので、風呂から上がった時は室内に熱気がこもり、早く外に脱出したいと思った。
「法人会員制でスタートした時点では“客を多く入れない”方針でした。そのため大きな脱衣場を造る発想がなかったのです」(男性スタッフさん)。
湯につかり、今日のスイングの反省をしながら、他の客が居なくなるのを待って、後から出るしかない。
「ゆっくり、ゆっくり」と唱えて。
我山は何度行っても、四季折々の景色が楽しめ、ゆったりと心地よいプレイができます。特に紅葉シーズンと桜の時期は後悔する事はありません。オススメです。
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