2012年7月2日月曜日
オーク・ヒルズ カントリークラブ=かつての名声は聞こえないが、本格的トーナメントコースの趣は健在。名物「巨大グリーン」の攻略がカギ
(巨大グリーン。ボールの位置によってはオンしてからが大変)
(グリーンは小さな起伏があって、見た目以上に難しかった)
(バンカーは質、数ともしっかり設定されていた)
(ドッグレッグしたホールが少なくない)
(天候が急回復。本来の美しいコースが蘇った。写真は17番ホール)
「ニッサンカップ ゴルフ世界選手権」(1984年)、「東レ ジャパンクィーンズカップ」(1994年)など80年代、90年代にプロトーナメントを多数開催。千葉県の名門コースの一つとして知名度を上げた。しかし 2004年(平成16年)に東京地裁に民事再生法を申請。現在は㈱アコーディア・ゴルフの傘下にある。「往時の有名ゴルフ場が大手運営会社の下に入り、手 軽に利用できる」――。これは一般ゴルファーにとっては悪くないパターンだ。
住所は千葉県香取市。成田国際空港の東に位置する。今回は電車で向かった。同空港第2ビルターミナルから便利なクラブバスが出ていると聞いたからだ。
東京駅発7:15分の「成田エクスプレス7号」に乗車。空港まで乗り換えなしで55分、8:10分に到着。運賃は「立席特急券」込みで2,430円。
(クラブバスは「グレンオークスCC」との共同運行)
空港の中央出口前、一般車両レーンで待つクラブバスに乗り込む。8:20分の出発。
途中、姉妹コースの「グレンオークス カントリークラブ」に立ち寄り、「オーク・ヒルズCC」には8:50分に着いた。所要時間30分。思った以上に遠い。「タクシーなら4,500円くらい掛かりますね」と運転手さん。
朝はこの1便。帰りが心配になったので確認すると「4時発と5時発の2本があります」。今日は10時過ぎの遅いスタートだが、5時便には十分間に合うだろうと安心する。
アクセスはクルマの方が便利かもしれない。東京からの場合、東関東自動車道などを通り大栄ICまでは約1時間。そこからゴルフ場まで約15分。渋滞がなければゴルフ場へは1時間20分弱で到着できる。
(堂々としたクラブハウス。壁の石模様が個性的)
北総台地の豊かな樹林に囲まれて、美しいクラブハウスが姿を見せた。石を組み合わせた斬新なデザインの壁面。
キャディさん2人が深々と頭を下げてお出迎え。ちょっと高級会員制クラブに来たような気分だ。
(木を基調にデザインされ、高級感漂う受付。その隣に合理化を象徴する自動精算機が並ぶ)
(ラウンジにも高級感があった)
内部にも高級感が漂っていた。左側に木の風合いを生かした上品そうな受付。右側には重厚感のあるソファーが並ぶラウンジ。コース側出口付近にも椅子とテーブルが用意され、ロビー空間が広い。
大手運営会社系列のゴルフ場といえば、フロアいっぱいに関連用品や土産物の並んだ光景が目に浮かぶ。だが、ここは様子が違う。
(プロショップは本格的。商品がフロアにはみ出すことはなかった)
プロショップは独立スペースを確保。品揃えも充実している。今回の同伴者さんも「ここは同じアコーディアグループの中でも、格がワンランク上ですよ」と耳打ちしてくれた。
受付で「アコーディア会員カード」を差し出したら「ポイントは付きません。ポイント対象コースではありませんから」。確かに他とは位置づけが違うらしい。
(広々としたアプローチ練習場)
(バンカーの練習にも時間を掛けたい)
素晴らしかったのが、クラブハウスに隣接したアプローチとバンカーの専用練習場だった。特にアプローチ練習場。芝の状態もよく、20ヤード、30ヤードの練習にはもってこいだ。
バブル崩壊後に開業したゴルフ場は総じて練習施設が弱い。こうした本格的練習場の存在に、華やかだったトーナメントコースの余韻を感じる。
(ドライビングレンジ。ボールは1球14円と高い)
隣のドライビングレンジは全部で13打席。ネットで囲まれているが、手前に木が植えられているので林間コースのような佇まいだ。
奥までの距離は約200ヤード。「9時以降はドライバーの使用禁止ですよ」とキャディマスター室の男性スタッフさんから注意を受ける。
25球で350円。線の入った練習ボールとやや疲れ気味の中古ボールが大半。前方に小さなマウンドがありその先が下っているので、打席によってはボールの落下地点が見えにくい。
充実したアプローチ、バンカー練習場に比べると少し物足りない感じ。パター練習場は2面。こちらは広々としていて利用しやすかった。
(コース出口には、当日のコースコンディションを開示)
スターティングテラス脇にコースコンディションが表示されていた。「刈高GR 3.9mm、FW 13mm、RF 35mm、グリーンの速さ9.0 ft」。
昨夜かなり雨が降ったので「9フィートよりは遅そうですね」と同じスタッフさんに尋ねると、「昨日は10フィートでした。今日も9フィートは出ていると思いますよ」。メンテナンスにはかなり自信がありそうだ。
ティインググランドは4つ。「BLACK」「BLUE」「WHITE」「RED」。
「BLACK」(フルバック)ティは会員同伴が条件。「BLUE」(バック)ティは事前に「使用許可申請書」の提出が必要とのこと。仲間と相談の上、「WHITE」(レギュラー)ティからのプレーを選択。
スコアカードに書かれたコースレートは「BLACK」71.7、「BLUE」69.2、「WHITE」68.0。「RED」ティについての記載はない。
総距離は「BLACK」6,900ヤード、「BLUE」6,528ヤード、「WHITE」6,168ヤード。「WHITE」ティからなら、さほど長くはない。
(乗用カートに搭載されたコースレイアウト図)
練習し、数字を眺めているうちに気合が入ってきた。天気も徐々に回復傾向。好スコアを狙ってOUTコースの1番ホールに立つ。
多少のアップダウンはあるが、ほぼ真っ直ぐなミドルホール。正面に巨大なワングリーンが見える。「グリーンの大きさは平均700㎡。今日のスコアはパットの出来次第ですね」と同伴者さん。
その通りだった。9フィートの速さ、予想以上の巨大さに加え、傾斜や小さなマウンドがあり、なかなかの難グリーンである。
もう1人の同伴者さんに「キャディ付プレーを選択すべきでしたね」と話しかけると、「(姉妹コースの)グレンオークスCCに比べれば、こちらのグリーンの方がまだ易しい。頑張りましょう」と叱咤激励された。
開場は1982年(昭和57年)。今年で30年を迎える。コース内には「オーク」材のカシ、ナラやスギ、サクラなど立派な樹木が育ち、隣のホールをしっかりセパレートしている。風格ある丘陵/林間コースである。
(過去の大会の関連写真を展示。セベ・バレステロスがマークした「61」のスコアカードもあった)
ラウンド中、クラブハウス内に往年の名プレーヤー、セベ・バレステロスが1984年10月に「61」という驚異的なスコアでラウンドした時のスコアカードと写真が掲示されていたことを思い出す。
時代はすっかり変わったが、名選手が名勝負、名シーンを演じた同じ舞台で今プレーしていると思うと、1打1打を大切に打ちたいという思いが自然と募る。
もちろん、アコーディアグループに入ってからコース設定や運営方法、各種表示方式等が大きく変わり、より大衆的に、よりカジュアルになった面はある。だが、コース全体の優美で落ち着いた雰囲気は今でも健在だ。
(進行方向の右サイドに池が登場する美しい3番ホール)
(本来、白ティから185ヤードの4番ショートホール。この日は172ヤードと短めの設定だった)
(コース表示は意外にシンプル)
(大きなフェアウエーバンカーが目に入る6番ホール)
(「飛ばし屋」はショートカットを狙って成功=7番ロングホール)
(左右から木々がせり出し、狭く感じた8番ショートホール)
(9番ホールのグリーンエッジは芝を張替え中)
(グリーン上から振り返ると、砲台グリーン独特の景観が見える)
3番、4番ホールは池の景観が美しく、5番、6番はバンカーとの戦い。7番は右に右にと大きく曲がるロングホール。8番は打ち出しの狭さに、9番は2打目地点からのアップダウンに悩まされて前半を終了した。
各コースの写真は楽天の「ゴルフ場フォトギャラリー」を参照していただきたい(http://gora.golf.rakuten.co.jp/doc/guide/ria/chiba.html)。
(シューズの汚れを落とす専用スペースが確保されていた)
午後にラウンドしたINコースもOUTコースと良く似た設計。豊かな自然、ゆったりとしたコースレイアウト。
(ティインググランドには必ずこうした石版が埋め込んであった)
(10番ロングホール。グリーン周辺のバンカー群が嫌でも目に入る)
(「ピンまで174ヤード」の11番ショートホール。距離よりグリーンの傾斜の強さが印象に残った)
(左右の林が実際以上にフェアウエーを狭く感じさせる)
(午後は風が出て、ピンフラッグが大きく揺れた)
(ボールを曲げたくない時ほど、最後までクラブを振り切りたい)
(池越えの14番ショートホール。水面の美観は今ひとつ)
さらに複雑な傾斜を持つ巨大グリーン、美しい池越えのショートホール、戦略的に配されたバンカー群。ティショットの方向性が厳しく問われるドッグレッグホールなども存在する。
その中で1ホールだけ紹介するとすれば、迷わず16番ホールを挙げたい。
距離はレギュラーティから491ヤード、バックティから501ヤード。飛距離自慢の人なら2オンも狙えるロングホールだ。
(巨大な「オーク・ツリー」(樫の木)が待ち構える名物16番ホール)
だが、2つの美しいハザードがそんな夢を打ち砕く。1つはフェアウエーセンターにそびえる「カシの巨木」。
オーク・ヒルズCCの“シンボル”で、丸く大きく伸びた枝葉がボールの飛行空間を妨げる。
(絵になる“めがね橋”をカートで渡る)
(手をたたくと鯉が何匹も集まってきた)
もう一つがグリーン手前に配された池だ。ここまで好調を維持してきた同伴者さんも痛恨の「池ポチャ」。それをきっかけにスコアを大きく崩し、そのまま最後まで立ち直れなかった。
池には英国のゴルフコースを連想させる石橋が掛かり、鯉も泳ぐ。ちょうど天気が回復。太陽がコースを明るく照らし、景観に輝きを加える。
「名物ホールですね」と別の同伴者さんと言葉を交わしながらグリーンへ。幸いパーオンに成功。ここまでは景色を堪能する余裕もあった。
(16番ホールはグリーンの難しさでも記憶に残った)
が、ここのグリーンも難しかった。順目の下り、4mのフックラインを外し、ボールがどんどん下へ転がり続ける。結局4パット・・・。美しさと難しさの同居する忘れがたいホールとなった。
実はオーク・ヒルズCCの宣伝文句は「ロバート・トレント・ジョーンズJrが設計した日本初のベントグラス・ワングリーン」というもの。
米国の著名コース設計家で、強いアンジュレーションを施したワングリーンに特徴がある。
となれば、巨大グリーンを嘆くのではなく、むしろ味わうくらいの気持ちでプレーするのが賢い利用法なのかもしれない。
(池も天気が良いと美しさが倍増する)
(最終18番ホール。青い空に向かって「ビューティフルショット」を決めたい)
(クラブハウス近くには大きな楠=くすのき=が立っていた)
(ティインググランドでは何度も待たされた)
(3番ホールでは待たされること10分)
課題もある。「一番の問題点」と感じたのが進行の遅れだ。この日、ラウンドに要した時間は前半2時間55分、後半2時間35分。
乗用カートには「上手より速いがカッコイイ。PLAY FAST!」の標語が貼ってあったが、それが空しく感じられるほどの大渋滞だった。
昼食時はこの話題で終始した。同伴者さんは「(客を)入れ過ぎ」と断言。「どんなにコースが良くても、毎回これだと来る気になれないね」とうんざり顔だ。
もうひとりの同伴者さんは「セルフプレーで回る若者が多い。誰も進行遅れを気にしていないからダメなんだ」とやはりムッツリ。
「渋滞した時、ゴルフ場も巡回車を出して遅い組を急がせなければいけない」と訴える同伴者さんもいた。
遅いスタート時間で、これだけ時間が掛かると帰りのクラブバス(5時発)に間に合うか心配になる。昼食休みに受付に直行した。
「すみません。もし、間に合わなければ、特別にクルマを手配しますから」と男性スタッフさん。嬉しい対応にホッとする。
この他、ハード面でラウンド中に気づいたことを手短に報告しておきたい。まず「良かった点」。
(ヤーデージ杭も距離によって色分けされている)
(「残り距離」はこんな所にも表示されていた)
(マンホールの蓋にも「残り距離」が表示されている)
(通常のヤーデージ杭の他に「池までの距離」も表示されていた)
1つはグリーンまでの残り距離表示に特別の工夫が見られたこと。100ヤード、150ヤードなどのヤーデージ杭が色で識別できるようになっているのは他のアコーディア系ゴルフ場と同じだが、ここではマンホールの蓋などにも数字が書いてあり便利。
(ティショットで迷った時は「フェアウエーポール」を狙う)
「WHITE」から230ヤード地点に置かれた「フェアウエーポール」もセルフプレーヤーには戦略を立てやすく有り難い。
(OUTコースの売店。3番と5番の間にある)
(コース売店では女性スタッフさんが活躍)
(INコースの売店。「氷」の文字が目を引く)
2つ目は売店。セルフプレー主体のコースでは「無人」のところが増えている。このコースには女性スタッフさんがいて、明るく元気をくれる。
(しっかりした造りの避雷小屋)
独立した避雷小屋も全部で5ヶ所と多い。
(ピン位置は旗の色「赤」「白」「青」で識別)
(乗用カートのハンドルにはピン位置を示す図がはさんであった。売店や避雷小屋の場所も明記)
3つ目が乗用カートのハンドルに挟まれたピン位置表示。旗の色では「前」「中央」「奥」しか分からず不満が残ったが、このグリーン図を見れば、それも解消する。
次に「気になった点」。
(INコースでは特に鉄塔が近くに登場する。「目印」と割り切って考えるのが賢明か)
近くを通る高圧線とそれを支える鉄塔がせっかくの美観を損なうシーンが多い。特にINコース。「節電の夏に文句は言えないが」と同伴者さん。
大小8つの「池」がコースにアクセントをつけているが、それ以外のホールでは一部、似たような景観のところもあった。
(15番の売店脇に咲くアジサイ。花を見かけたのはここだけだった)
7月という季節にもよるが、アジサイ以外に花木を見かけなかったことも、景色の単調さにつながっていたようだ。
(これが「NEW ワンペナ杭」。普通ならOBでもおかしくない場所だが)
「前方特設ティ」はOUTコース、INコースとも各7ヶ所と多い。緑色の「NEW ワンペナ杭」も目に入った。乗用カートにコースレイアウト図が搭載されているものの、ティインググランド上に特別のレイアウト表示はなかった。
全体として「キャディ付プレーを楽しむ高級ゴルフ場」と「セルフプレー主体のカジュアルゴルフ場」の両要素が入り混じったコースとの印象が強い。
ちなみに、プレースタイルは全て乗用カート利用で、「キャディ付プレー」と「セルフプレー」の選択性。
最近の比率は「3:7」でセルフプレーの方が多いという。所属するキャディさんは現在20人ほどだ。
もちろん、予約に会員の紹介などは不要。夏場を中心に「めざましゴルフ」と呼ぶ早朝のスループレーや「午後1Rスルー」など楽しみ方も多様だ。平日限定だが「追加0・5R無料」「レディース特典付」プランもある。
また、平日は2サム保証で、「休日もスルーとハーフプレーなら2サムOK」(受付の女性スタッフさん)だという。
ただし、キャディ付の場合に可能な「乗用カートのフェアウエー乗り入れ」は、セルフプレーでは認められていないので要注意。
料金は季節により、プランにより、さらに同じ月の中でも上下するので単純には言いにくいが、セルフプレーの場合、最も高いハイシーズンの平日で9,300円~11,300円、休日で21,800円~22,800円。
夏冬のOFFシーズンの場合は平日が9,800円~10,800円。休日が19,800円~20,800円。
いずれも平日は1,470円相当の昼食付。「昼食はサービスという考え方で、提示した金額はすべてプレー代」(受付の男性スタッフさん)との位置づけだが、利用者からすれば実質、上記料金より1,470円安い価格で楽しむことが出来る。
キャディフィは3,675円。しかし、実際にはキャディ付プレーでプラス2,500円程度のプランが多い。
さらに「早割」「スタート時間限定」「9ホール薄暮プレー」など割引プランの種類も多いので詳しくは直接、ゴルフ場で確認していただきたい。
最後になったが、クラブハウス内の施設についてポイントをリポートする。
(階段を上ると、大きなステンドグラスの装飾が出迎えてくれた)
(大きな窓が印象的なレストラン)
(レストランの照明が高級感を演出)
2階のレストランには高級感があった。豊かな緑とスタートホールが眺められる大きな窓。高い天井からはユニークなデザインの照明が下がる。スペースにゆとりがあり、テーブルごとの間隔も広い。
奥にパーティルーム。レストラン入り口近くにも半個室の広い部屋が用意されている。いずれもバブル期には接待需要や大型コンペで賑わったに違いない。
ランチメニューは全部で13種類。最も高いのが北総産のステーキを使った料理で1,980円。カレーや冷やし中華など一般的メニューは1,470円。これは平日ならプレー料金に含まれている。
(おススメメニュー「オーク・ド・オムレツ」)
他のメニューは追加料金を支払えば注文できる仕組み。レストラン一押しの「オーク・ド・オムレツ」はプラス310円、人気のスーラータンメンはプラス100円だった。
同伴者さんの感想は「ベースとなっている1,470円の価格設定がやや高目」。同感だ。ビール(生中)の780円、すいか840円、カキ氷650円も高い。
休日のプレー代、練習ボール代を含め、全体的に料金体系は他のアコーディアグループのゴルフ場に比べて確かに「ワンランク上」である。
(「SUMMER GIFT」と「ワンオン チャレンジ」に力を入れる)
「SUMMER GIFT」商品や「ワンオンチャレンジ」の景品が入り口近くに派手に陳列してあるのは、他の同グループゴルフ場と同じ。
やはり、ここには高級感とカジュアル感が混在した微妙な空気が流れている。
(コンパクトな脱衣場。ドアの先が浴場)
(ロッカーは木製。鏡も大きい)
2階の浴室、脱衣場は一般的なレベル。外の景色は木ばかりで余り楽しめない。木製のロッカーは綺麗で上質感が漂っていた。階段脇のステンドグラスも印象に残る。
受付脇の自動精算機を使って支払いを済ませ、ギリギリ5時発のクラブバスに間に合うことが出来た。
(「パスポートの提示をお願いします」)
帰路、車中でウトウトしていたら成田空港手前で起こされた。「パスポートを拝見します」と係官がバスに乗り込む。もちろん持参していない。
書類に住所等を書き込んで無事通過できたが、この間、他の乗客を待たせてしまった。
クラブバスでも成田空港施設を利用する際は何らかの「身分証明書」が必要。次回は珍しい「パスポート持参のゴルフ」となりそうだ。
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